グローバルマナーインストラクター諸井清花

講師になったきっかけ

航空会社を退職後、ブライダル業界でマリッジコンサルタントとして従事しておりました。

その時に「人をより素敵に見せるためには、マナーの意識改革と定着が不可欠」と実感し、それをどのように伝えたら習得していただけるかと考え始めたのが、講師の道に興味を持ったきっかけです。

ちなみにお見合いでお断りされる理由は、表情や挨拶、食べ方など、基本のマナーに関することが大半でした。

どんなに素敵なお人柄であっても、それが伝わるように表現できないとお相手に誤解を与えてしまいます。とてももったいないことですよね。

人は好感を持った相手の話には耳を傾けて「もっと一緒に過ごしたい」と感じ、逆もしかりなのです。

マナーは好感を生み出し、人と人とのコミュニケーションを助ける、心の表現スキル。

日常生活でも仕事の場でも、必ずプラスになる大切な要素としてたくさんの方に伝えていきたいと、企業研修やスクールの講座なども担当するようになりました。

講師としての喜び・やりがいを感じる時

医療機関様での研修の際、医師の方に「マナーって難しいことではなくて、気楽に取り入れられて、それが良いコミュニケーションにつながっていくんですね。本当に、今日から前向きにやってみようと思えました。」

という言葉をいただいたことが、とても嬉しかったことを覚えています。

医療の現場に限らず、皆様忙しく仕事をされる日々の中で、理想論として留められてしまうのではなく『学びの実践と習慣化』まで後押しするのが、講師の役目だと思っておりますので意識の変化や研修後の行動宣言の言葉には、いつも大きな喜びとやりがいを感じます。

また、幼稚園様の職員間コミュニケーション研修の翌日に、研修先のご担当者様から「今日は朝から職員たちの顔が明るいです!」とメールをいただいたことがありました。

さらに「近頃は悪い点ばかり目についてしまっていたけれど、先生のお話がきっかけで、良い発見ができました。」とも。

研修を受講された方はもちろんですが、ご担当者様からそのような言葉をいただけると、やはり嬉しく思いますね。

自分はどんな講師か・どんな講師でありたいか

企業研修、専門学校、マナースクール、いろいろな場で登壇しておりますが、どのような時でも「マナーの歩くお手本になりたい」と意識しております。

と言ってしまうと、堅苦しい先生なのかと思われてしまうかもしれませんが、その逆で、マナーの実践で明るく楽しくといった雰囲気をまとっていたいのです。

明るさというのは、プラスのエネルギーを周囲に与えられる人であるためにも大切ですよね。

そして、ご縁があって出会えた受講者の方に、数日後、数ヶ月後、数年後にでもふと思い出していただけるような「あの時あの話が聞けてよかった。あれから思考が変わり、人生が変わった。」と思っていただけるような、そんな明るい光を差し込める講師でありたいと思っております。

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